「オールカントリーはいつ積み立てればいいの?」
「買うタイミングで悩んでなかなか始められない…」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、全世界株式インデックスファンドの代表格である「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のおすすめの積立日や購入タイミング、利用すべき証券会社について、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。
さらに、証券会社ごとのクレカ積立対応日や、積立額別のシミュレーションもご紹介。オールカントリーに関するよくある質問にも答えますので、この記事を読むことで、自信を持って投資をスタートできるはずです!
1. オールカントリーとは?特徴をおさらい
「オールカントリー」とは、正式名称「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のことで、世界中の株式市場に広く分散投資ができるインデックスファンドです。
以下のような国・地域の株式が含まれています。
- アメリカ
- 日本
- 中国
- イギリス
- インド
- ブラジル
- カナダ など
先進国と新興国の両方に投資することで、グローバル経済の成長を幅広く享受できるのが最大の魅力です。
2. オールカントリー(MSCI ACWI)の国別構成比率(2025年6月末時点)
- アメリカ:約 64.3 %
- 日本:約 4.9 %
- イギリス:約 3.3 %
- 中国:約 3.5 %
- カナダ:約 3.0 %
- その他:約 21.0 %
アメリカの比重は6割を超える状態が続いており、「実質アメリカ株ファンド」と呼ばれる背景には変わりありません。
ただし、残りの30~40%の構成で先進国および新興国に幅広く分散されており、グローバル分散投資が可能な点は依然として初心者にも安心できる特徴です。
3. 組み入れ上位銘柄トップ10(2025年8月初旬時点、iShares ACWI ETFに基づく)
上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。全体の約22–23 %をこれらが占めています。
順位 | 銘柄名 | 国 | セクター | 組入比率 |
---|---|---|---|---|
1位 | NVIDIA Corp | アメリカ | 半導体 | 約 5.0 % |
2位 | Microsoft Corp | アメリカ | 情報技術 | 約 4.4 % |
3位 | Apple Inc | アメリカ | 情報技術 | 約 3.6 % |
4位 | Amazon.com Inc | アメリカ | 一般消費財 | 約 2.4–2.5 % |
5位 | Meta Platforms Inc | アメリカ | 通信サービス | 約 2.0 % |
6位 | Broadcom Inc | アメリカ | 半導体 | 約 1.5 % |
7位 | Alphabet Inc (Class A/B) | アメリカ | 通信サービス | 合計 約 2.4 % |
8位 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd (TSMC) | 台湾 | 情報技術 | 約 1.1 % |
9位 | Tesla Inc | アメリカ | 一般消費財 | 約 1.0 % |
10位 | JPMorgan Chase & Co. | アメリカ | 金融 | 約 1.0 % |
4. オールカントリーの積立タイミングに正解はある?
結論から言うと、「この日がベスト」という明確な積立日は存在しません。
株式市場の価格変動は日々異なるため、毎月の買付日を完璧に狙うことは不可能です。
ただし、重要なのは「長期・分散・積立」の原則に従って、同じタイミングでコツコツと投資を続けることです。
5. 各証券会社のクレカ積立対応日【一覧表】
証券会社名 | 積立日(クレカ決済) |
---|---|
SBI証券 | 毎月1日 |
楽天証券 | 毎月8日 |
マネックス証券 | 毎月24日 |
auカブコム証券 | 毎月1日 |
「この証券会社なら株価が安い日に積み立てられる」といった明確な優位性はありませんが、クレカ積立によってポイント還元が得られるのは非常に大きなメリットです。
6. オールカントリー積立におすすめの証券会社
✅ マネックス証券(クレカ還元率1.1%)
- 無料のマネックスカードで最大1.1%のポイント還元
- IPOも平等抽選で初心者にもチャンスあり
- キャンペーン中:口座開設で2000円プレゼント!
✅ SBI証券(業界最大手&手数料格安)
- 国内株の手数料が最安水準(条件付きで0円)
- Vポイントが最大5%貯まる
- 外国株の取扱い銘柄数が多く、世界中に分散投資が可能
✅ auカブコム証券(auユーザーに最適)
- Pontaポイントが貯まりやすい
- au経済圏の人にうれしい特典多数
- KDDI株を持っているとさらに手数料優遇
7. よくある質問
Q1. オールカントリーとS&P500、どちらがいい?
どちらも優れた投資対象です。全世界の分散を求めるならオールカントリー、アメリカ一本に集中するならS&P500が適しています。
Q2. 「除く日本型」との違いは?
「除く日本型」は日本市場を外した商品。海外資産に集中投資したい人向けです。
Q3. オールカントリーだけに投資していい?
インデックス投資では「オルカン一本」で問題ないという専門家の意見も多く、王道の戦略です。
8. まとめ|積立日よりも「続けること」が最重要!
本記事では、オールカントリーのおすすめ積立日について詳しく解説しました。
✅ 結論:積立日は「いつでもOK」。大切なのは“続けること”
✅ クレカ積立を活用して、ポイントも賢くゲット
✅ 自分に合った証券会社で、無理なく長期投資をスタートしよう
「毎月同じ日」に積立設定をして、ルーティン化しておくのが最も手堅い投資法です。まずは口座開設から一歩を踏み出しましょう!
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